TOP27年度の売電価格の検証

27年度の売電価格で太陽光発電は利益を出せるのか徹底検証

27年度の売電価格が決まり3か月近くが経ちましたね。


そこでこれから太陽光発電を検討したい方、すでに検討されている方は気になっていると思います

27年度の売電価格でも太陽光発電を設置して利益を出すことが出来るのかという疑問に対して全国データと実際の設備費用(27年6月)見積りをもとにして詳しく計算をして検証をしていきます。


27年度の売電価格について

27年度の太陽光発電の売電価格は1kWh/33~35円となりました。

33円~35円という価格の幅があるのは「出力制御対応装置」の取り付けの義務があるかにかによって変わってきます


この「出力制御対応装置」というのは27年度より電気の需要に対して売電量が大きく上回ってしまった時に売電を制御して売電を行えなくするための装置です。

ただし東京電力、中部電力、関西電力の管内では使用する電力が売電を上回ることがないと予想されているため「出力制御対応装置」を取り付ける必要がありません。

その為「出力制御対応装置」を取り付ける分のコストが増えてしまうため、東京電力、中部電力、関西電力以外の管内においては1kW/35円という売電価格に設定され、取り付けの必要とされない東京電力、中部電力、関西電力の管内では1kWh/33円と設定されました。


27年度のシステム費用について

売電価格が下がっているのに対して、太陽光発電のシステムの価格自体は年始に比べても円高の影響を受けてシステム価格が思うように下がってきていないというのが実際のところです。


実際に私が現在アドバイスをして太陽光発電の導入を検討している方のシステムの見積りをダイナビで比較したところ価格自体は変わらないという印象を受けました。


この流れから言うと現在導入を行う場合は4kW以上のパネルの種類によって変わってくるのですが、パナソニックHIT、東芝、シャープの単結晶タイプのパネルであれば1キロワットあたり32万円前後、低価格を売りにしているソーラーフロンティアのパネルであれば1kWあたり27万円前後が相場となっています。

  • パナソニック、東芝、シャープ…1kWあたり32~34万円
  • ソーラーフロンティア…1kWあたり27~28万円

ただし工事内容によっては価格が変動してきますので実際に取り付ける際は1つの基準として考えてください。


売電価格とシステム価格から見る原価消化期間

売電価格とシステム価格について紹介してきました。

ここからは上記の内容をもとに実際に取り付けを行った時にどうなるのかをシミュレーションしていきたいと思います。

まず当サイトが太陽光発電で利益を出すために必要とするこれだけは押さえたいポイント「4kW以上の太陽光発電を設置できる」というポイントから考えてできる限り容量の多い太陽光発電を設置するために今回は当サイトでお勧めしている「パナソニックHIT」というパネルでシミュレーションをしていきたいと思います。


まずはシステム価格からですが、実際の見積りを取った時の価格で複雑な工事を含んだと考えると1kWあたり33万円で計算していきます。

よく比較して調べていけば現在であれば十分この金額内に収めることは可能です。


設置はわかりやすく4kW

総費用は4×33=132万円となります。


ここに上記で挙げている出力制御対応装置を取り付けると1kWあたり1~2万円掛かってきますが、今回は東京電力管内の売電価格で計算していきたいと思いますので出力制御対応装置の価格を含みません。


次に売電価格ですが上記で上げているように東京電力管内ということで1kWあたり33円で売電できることとします。

発電量は関東の平均データ(パナソニックHPより)で見ていくと1年間1kWあたり1143kWの発電量となり4kWで4574kWを発電することが出来るとなっています。


ただし実際には上記の発電量よりも多くなることがほとんどで少なくなってしまったという報告を(故障があった場合を除く)受けたことないので多くなると思ってもいいと思います。

私が今まで取り付けた人の話を聞く限りでは1kWあたり年間で1200kWhの発電はされていますね。

ただし今回は低い数値で見ていきたいと思いますので4kWで年間の発電量は4574kWhとします。

しかし発電した量すべてを売電できるわけではなく、あくまで余剰電力の売電となるため実際に売電できる量は80~85%となります。

80%を売電できたと考えると3659kWが売電で残りの915kWは使用した電力になります。


これを金額に直すと

売電できた金額=3659kW×33円=120747円

使用した金額(電気代が安くなった金額)=915kW×26円(電気料金の平均)=23790円


上記の2つを足した金額が年間の利益になるので合計で144537円が1年間で太陽光発電が生み出してくれる利益になります。


よってシステム価格が132万円で年間に14万4千円の利益を生み出してくれるのでシステム代を回収できる期間は9.16年となります。


9、16年で回収できるというのは得なのか

答えはかなりの利益を生み出してくれるので断然お得になります。


10年間は33円で売電をしてくれることが約束されているのでまず損をしないということが重要な点です。


しかもパナソニックではパネルの出力保障が20年とその他の機器の保障が15年と長期保証がついているため壊れたとしても無料でなおすことが出来るので維持費も15年間はかかることがないのでかなりのお得になります。


最終的に利益はどのくらいになるのか

私が考えているのは20年間でどの程度の利益を生み出してくれるかということを考える必要があると思います。

10年間は同じ金額で売電をしてくれるのでまずここでシステム料金の回収にプラスして12万円の利益を生み出すことが可能となります。


10年間の固定買取制度が終わったその後の買取価格は私たちが電気を使っている金額(1kWあたり26円)より多くなることは考えられないものの売電自体がなくなることは考えられないので、半額近い金額1kWあたり18~20円で売電がされていくのではないかと考えています。


そう考えると最低でもその後の10年間の発電量に18円をかけた金額がそのまま利益になる計算なので82万円の利益を生み出します。

合計で行くと20年間で94万円の利益を出せる計算になります。

ただしこれはあくまで最低限での計算になるのでこれ以上に利益を生む可能性は大いにあります。


まとめ

いかがでしたか、少し長くなってしまいましたが27年度の売電価格でも十分に利益を出していけるということになったのは非常にうれしいことですね。


売電価格が下がってもう太陽光発電は利益を出せないんじゃないかと考えていた人には非常にうれしい誤算だったのではないでしょうか。


年間4万円以上の利益をコンスタントに生み出してくれる、しかも何もしないで、こんなに素晴らしいことってないと思いませんか。


私は27年度でも4kW以上の太陽光発電を設置することのできる屋根をお持ちの方にはぜひ太陽光発電の設置を検討していただきたいと思いっています。


まだまた利益を生み出せるシステムになっていますし、環境にも素晴らしいと付けない理由が見当たらないといってもいいと思っています。


ただし、検討するときにはしっかりとした見積りを最低でも5社以上から取って価格を比較するといった「太陽光発電で損をしないためのポイント」を行って頂ければ損をしてしまうということは0に近いくらいになくせると思います。


来年は今よりも売電価格が下がっていくことが予想されているので早めに検討していくことをお勧めします。

(ただし来年の価格に関しての予想を踏まえてもまだ利益を出せるとは思いますが…)





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